念ずれば花開く

「念ずれば花開く」
詩人の坂村真民さんの有名な言葉です。
意味は、「何事も一心不乱にやれば成就する」という意味らしいです。
しかし、もっと深い意味があるのではないかなぁと思う出来事がありました。
先日、雑草を刈るために古民家に行ってきました。その時に、雑草の中に一輪の真っ赤なチューリップが、見事に咲いていました。
「おかしいなぁ!誰も植えてもいないし、世話をしたわけでもないに・・・」と。
実際、ご近所や私の家族にも聞きましたが、誰も知らないと言う。
「念じなくても花は咲くんだ!」と短絡的に思いましたが、実はそうではありませんでした。
「念」という字を書くと「今」に「心」と書きます。
ずっと傍で「咲け!」「咲いてくれ!」「咲いてほしい!」と念じ続けなくても、
その時(今)に思い込めて(心)球根を植えた行為が、時や環境が変わっても、
人知れず花が咲くことにつながるのですね。
人も花も一緒じゃないでしょうか。
今、真心や思いが通じなくても、
しっかりと、「今」に「心」を込めてした行為や言葉は、
時や環境が変わっても、
後に人知れず「花」が咲き、「実」を結ぶのじゃないでしょうか。
「見返り」「感謝」がなくても、お互いにその存在が確かめ合うことができないにしても
です。
「念ずれば花開く」大変深いお言葉です。